信用取引の売り買いのポイント

日経平均株価がたった3週間の間に３０％近く戻すという珍しい状況にあります。
こうした状況下では景気が底を打ったと楽観視するメディア報道も少なくないの
ですが、だからといって楽観視すると痛い目に会います。



不況期には慎重に対処しようと心がけますので、悲観的くらいなほうがちょうど
良いのです。今回は信用取引の買いと売りのポイントについて誠に簡単では
ございますが、解説させていただきたいと思います。



実際に信用取引で株を買う場合は現物取引と同様に業績の良い銘柄を狙います。
一方、信用取引で空売りする場合は業績の良くない銘柄を狙います。



これが信用取引を行うにあたっての基本となります。勿論、今現在のような不況期
には業績の良い銘柄でも下がることはあります。



また、業績が悪い銘柄であっても短期的に戻す動きに転じることもありますので、
上がることも少なくありません。ですので、信用取引の場合は中短期のトレンド
をしっかりと把握した上で売買する必要があります。



もし、トレンドが上昇局面にあるのだれば買いで仕掛けます。一方、下落局面で
は売りでしかけます。株価移動平均線で上昇局面か下降局面か分かります。



株式投資を行う上で移動平均線や株価チャートは必須です。もし、株価が移動平
均線よりも上ならば上昇局面にあると判断できます。また、。株価が移動平均線
よりも下に位置するのであれば下降局面にあると判断できます。